このたび、僕のYouTubeチャンネルの登録者が6,000人に到達しました。というわけで、これまでの道のりや、いま考えていることについてお話をしてみます。
まずはこの場を借りて感謝申し上げます
あらためまして、いつも僕の発信をご覧いただき、ありがとうございます。
このたび、YouTubeチャンネルの登録者数が6,000人に到達しました。2020年4月15日、まさに手探りの状態でスタートしてから、気づけば5年という月日が経っていました。けして早いペースの到達ではありませんが、多くの方に見ていただき、応援していただけた結果だと、心から感謝しています。
今回は、この6,000人という一つの節目(なのか?)にあたり、僕のYouTubeチャンネルがこれまでどのような道のりを歩んできたのかを振り返りつつ、最近感じている正直な課題(とくに登録者増加ペースの鈍化について)、そして、それでもなぜ僕がYouTubeでの発信をまだ続けようとおもっているのか、その理由についてお話をしてみます。
このとあとの内容は以下のとおりです。
- チャンネル登録者6,000人までの道のり
- ペースダウンと向き合い、続けた成果は
- 僕がまだYouTubeをやめない3つの理由
チャンネル登録者6,000人までの道のり
はじめに、僕のYouTubeチャンネルが開設されてから、登録者数が1,000人増えるごとに、どれくらいの時間がかかったのか。その推移を、ありのままの数字で、包み隠さずお見せします。まったくもって順風満帆とは言えない、僕にとっては山あり谷ありの道のりでした。
- チャンネルスタート日: 2020年4月15日
- 1,000人 到達日: 2021年6月3日(414日)
- 2,000人 到達日: 2022年5月26日(357日)
- 3,000人 到達日: 2023年3月27日(305日)
- 4,000人 到達日: 2023年9月16日(173日)
- 5,000人 到達日: 2024年5月24日(251日)
- 6,000人 到達日: 2025年5月7日(349日)
カッコ書きのなかは、1,000人増えるのにかかった日数です。このように具体的な日付と日数で見てみると、1,000人増えるごとにかかる日数は、必ずしも右肩下がりで短縮されているわけではないことが、おわかりいただけるでしょう。とくに…
ペースダウンと向き合い、続けた成果は
さきほどの数字を見て、すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、登録者の増加ペースは、ここ最近で鈍化しています。
とくに、5,000人から今回の6,000人に到達するまでには349日と、その前の4,000人から5,000人の時(251日)や、3,000人から4,000人のとき(173日)と比べると、明らかに時間がかかっています。
この現実と、それでも発信を継続してきたからこそ見えてきたものについて、次にお話ししたいと思います。
ペースダウンの原因は内容
僕のYouTube動画の投稿頻度は、基本的に週に1回で、この数年間ほぼ変えていません。ということは、登録者数の伸びが鈍化している原因は、ほかの何ものでもなく、あきらか「動画の内容」そのものにあると考えています。
もっと視聴者の皆さんが本当に知りたいこと、本当に役に立つ情報を提供できたのではないか。伝え方や動画の見せ方(編集など)にも、もっと工夫の余地があったのではないか。この点は、率直に言って、反省しかありません。
この結果を真摯に受け止めて、今後の動画づくりに活かしていかなければならないと、強く痛感しています。厳しいご意見も含め、皆さんの声にも耳を傾けながら、改善していくつもりです。
続けてきたからこその成果
しかし、ペースは落ちたとはいえ、「やめずに、発信を続けてきた」ことで、結果として6,000人もの方がチャンネル登録をしてくださった。これは、僕にとっては紛れもない1つの成果であり、大変ありがたいことだと感じています。
新しい登録者が増えたということは、僕の発信が、新しく僕のことを知ってくださった方々にとって、何かしらのお役に立てた可能性があるということです。あるいは、既存の視聴者の方が、口コミやSNSなどで僕のチャンネルを広めてくださったのかもしれません。そのいずれも、僕にとっては大きな喜びです。
どんな形であれ、「継続のチカラ」を、僕はまだ信じています。すぐに目に見える結果が出なくても、あきらめずに地道に発信し続けることで、誰かの役に立ったり、新しい繋がりが生まれたりする。その可能性を信じて、これからも自分にできる範囲で、発信を続けていきたいと考えています。
僕がまだYouTubeをやめない3つの理由
「最近、動画のテーマにちょっと迷いが見えるな…」
「もしかして、もうYouTubeはやめるのかな?」
僕のYouTubeを観て、そんなふうに感じていた方がいらっしゃるかもしれません(苦笑)。
実際、これまでの発信でも「YouTube、この先どうしようかな」「そろそろやめようかな」みたいに、何度か弱音のようなことを書いてきた記憶があります。「やめるやめる詐欺」の状態ですね。ご心配をおかけしていたら、申し訳ありませんでした。
それでも、現時点で僕は、YouTubeでの発信を「まだ続ける」つもりです。おもな理由を3つ、お話ししてみます。
僕を知っている人で、YouTubeを見ている人が少なくない
ありがたいことに、このブログや、僕が出している書籍、あるいは過去のセミナーなどを通じて、以前から僕のことを知ってくださっている方が、このYouTubeチャンネルも見てくれている(とお聞きする)ケースが少なくありません。
そうした方々にとって、YouTubeは、僕の考えや銀行融資に関する最新の情報を得るための大切なチャネルになっているのではないか、と感じています。そのご期待には応え続けたい、という気持ちがまず1つあります。
仕事の依頼のきっかけが、YouTubeという人が少なくない
僕のYouTube動画がきっかけとなって、具体的な仕事のご依頼につながるケースが、実際に少なからずあります。
動画を通じて、僕の専門性や仕事に対する考え方、あるいは、人となり(お見苦しい点もあるかもですが)といったものを知っていただき、それが信頼感につながり、最終的には「この人にいちど相談してみようかな」という流れが生まれているようです。
したがって、僕の営業活動の観点からも、YouTubeは無視できない重要なプラットフォームとなっています。
いまの時点でYouTubeをやめることにはリスクがあるから
これまで約5年間、コツコツと時間をかけて積み上げてきた登録者数や、公開してきた数百本に及ぶ動画コンテンツは、僕にとって一種の「資産」とも言えるものだと考えています。もちろん、その質には改善の余地が大いにあるわけですが。
いまここで完全に発信をやめてしまうと、このささやかながらも築き上げてきた資産を活かせなくなるばかりでなく、時間の経過とともに、徐々に忘れ去られてしまうおそれがあります。
また、YouTubeというプラットフォームが持つ情報発信力や、Google検索との連携も含めた検索エンジンとしての機能は、依然として根強いものがあります。僕の専門分野である「銀行融資」や「中小企業の財務、資金繰り」といった情報を求める人たちにとって、有力な情報源の1つであり続けていると感じています。
この重要な情報発信チャネルを、現時点で完全に手放してしまうのは、やはり得策ではない、との考えです。なにより、動画コンテンツをやめてしまえば、僕の動画に関するスキル向上は止まることになってしまいます。これまた大きなリスクです。
まとめ
あらめまして、このたびは僕のYouTubeチャンネル登録者数が6,000人に到達したこと、本当にありがとうございます。日ごろから応援してくださる皆さんのおかげです。心より感謝申し上げます。
登録者増加ペースの鈍化という課題については、真摯に受け止めて、もういちど、視聴者の皆さんに役立つ価値のある情報とは何かを考えながら、改善に努めていきます。
YouTubeというプラットフォームでの発信は、応援してくださる皆さんとの繋がりも感じられる貴重な場であり、ときに新たな仕事の機会を生み出してくれる場であり、そして何よりも、僕自身が情報を整理して、考えを深め、表現力を磨くための大切な自己研鑽の機会でもあります。
まだまだ試行錯誤の連続ではありますが、これからも僕なりのペースで、できる限り発信を続けていきます。今後とも温かく見守っていただけますと幸いです。