初出版から1年で重版2回め丨推し続ける努力

初出版から1年で重版2回め丨推し続ける努力

初出版から1年で重版2回めが決まりました。まもなく、次回作発売されるタイミングです。そんないま、僕が考えていることとして「推し続ける努力」についてお話をしてみます。

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初出版から1年で重版2回め決定

きょうは、2024年12月15日です。つい先日のこと、2023年12月に出版した本の重版が決まりました。2月の重版(2刷)に続いて、2回めの重版(3刷)です。

『税理士必携 顧問先の銀行融資支援スキル 実装ハンドブック』
(リンク先はAmazonの商品ページです)

本書をお手に取っていただいたみなさま、あらためまして本当にありがとうございます。初出版の本であり、それが1年で2回めの重版となったのはとても嬉しいことです。

ここにいたるまで、僕がただただ心待ちにしていただけかといえば、けしてそうではありません。出版直後には1回めの重版に向けて、その後は2回めの重版に向けて、続けていたことがあります。

それは、推し続ける努力です。本を書いておしまい、出版しておしまいにはしない。その本が多くの人に読まれるように、僕自身が著書を推し続けてきました。初出版から1年で重版2回めは、その成果でもあります。

もちろん、それが僕だけのチカラによるものなどとは考えていません。ですが、僕のチカラ「も」あったとは考えています。ならば、推し続ける努力とは具体的にどういうことなのか?

推し続ける努力

推し続ける努力とは、ひとことでいえば、発信をし続けることです。僕は、出版する前も出版したあとも、変わらずに発信をし続けています。このブログもそうですし、ほかにもメルマガやYouTube、音声配信など。

初出版した本の内容は、銀行融資。その銀行融資について、発信をし続けています。その発信のなかで、折にふれて本の紹介をしてきました。なんの脈絡もなく紹介をするという「宣伝」ではなく、発信の内容に関連付けて、発信の内容をより深く理解するために本書がおすすめですよと。

発信をし続けているからこそ、おすすめできる機会も増えるのであり、そういう意味ではまず、発信をし続けることが大切だと考えています。もし発信を続けていなければ、ただただ「本を買ってください!」といった宣伝になってしまうでしょう。宣伝ばかりはウンザリされるものです。

もっとも、発信の内容に関連付けて本を紹介するのだとしても、繰り返せばウンザリはされるのかもしれません。それでも推し続けるのは、1回で覚えていただくのは難しいからです。何回も繰り返すことでようやく記憶にも刻まれて、あるときふと思い出していただけるようになります。

相手にウンザリされるかとおもえば、推し続けるのもツラさはありますが、伝えたいことを伝える(=本を手に取ってもらう)ためには、ツラくても続けなければいけません。結果、本がより売れるのであれば、出版にたずさわっていただいた方々への恩返しにもなると考えています。

繰り返しですが、発信そのものを続けること。その発信のなかで、折に触れて紹介を続けること。そうした推し続ける努力は、「広く届いた喜び」にもつながったのです。

広く届いた喜び

広く届いた喜びとは、読者層を広げることができたという喜びです。出版した本のタイトルには「税理士必携」という言葉が付されていることからもわかるとおり、税理士がメインターゲットでした。

でも実際には、税理士に限らず中小企業の社長にもお読みいただける、じゅうぶんに役立つ内容です。執筆時には、税理士以外の読者も意識して、本文はできるだけ平易な言葉選びをしました。だからこそ、前述の「推し続ける努力」は中小企業の社長にも向けられています。

ブログやYouTubeでは、「タイトルは税理士必携だけど、社長にも役立ちます」という話をし続けました。その結果、YouTube視聴者の方(中小企業の社長)からも「購入しました」「読みました」といった声をいただけています。メインターゲットの税理士だけではなく、より広く届けることができたわけです。

また、すでに税理士資格のある方ばかりではなく、いま税理士を目指している方、まもなく税理士登録をして開業される方などからも、購入の声をいただけています。これもまた「広く届いた」といってよいでしょう。僕としては、銀行融資の支援が税理士にとって1つの強みになればとの思いなので、とてもうれしいことです。

このたびの重版によって、さらに広く届けることができればと考えています。そのためにも、変わらず「推し続ける努力」をするつもりです。

次回作への弾み

初出版から1年で重版2回め、それはタイミングとしてもよいものでした。なぜなら、まもなく出版2冊めの本が発売されるからです。いまのところ、2025年1月20日ごろの発売を予定しています。

『税理士必携 銀行融資を引き出す仕訳90』
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前作が重版になったといえば、次回作への期待度はおのずと高まるものでしょうから、よいタイミングだったとおもうわけです。なお、次回作もまた銀行融資がテーマであり、「税理士必携」でもあることから、中小企業の社長に向けた「推し続ける努力」が必須になります。

さらに今回は、税理士資格はなくても税理士事務所に勤務する方にも、ぜひお読みいただきたいという内容です。僕自身がそうだったのですが、社長と何を話してよいかわからず、いつも見ればわかるような数字の報告が関の山…社長と話をするのがツラい…

でも、仕訳を通じて、銀行融資の話を社長にできるようになったらどうでしょう?資金調達は社長の大きな関心ごとですから、じぶんの話にも興味を持ってもらいやすくなるし、じぶんが話をするうえでも自信になるものとおもいます。

銀行融資がテーマでありながら、仕訳に焦点を当てた類書はないはずなので(僕が知る限り)、そのあたりも「推し続ける努力」の対象になりそうです。と、さいごは宣伝になりましたが(笑)

出版を続けたいと考えるのであれば、重版は次回作を後押しするものであり、だとすれば、重版できるように「推し続ける努力」をすることが大切だ。と、初出版から1年で重版2回めを迎えたいま、僕が考えていることとしてお話をしてみました。

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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