愛知県・名古屋市にある「KIWAMI SAUNA」に行ってきましたのでレポートです。2022年のオープン、古民家を改装したサウナにはさまざまな体験がいろいろ。ととのいを超えてきわまる。
あたらしい体験できわまる
3日にいちどサウナに通うくらいにはサウナ好きな僕です。名古屋に日帰り出張の機会があって、ウェルビー栄(愛知県・名古屋市)を楽しんだのちにハシゴをしたのがこちら。KIWAMI SAUNAです。

ウェルビー栄からは少し離れますが、徒歩で40分くらい。僕は歩くのが趣味のひとつなので、名古屋の街を眺めつつ、歩いて移動をしてみました。ちなみに、名古屋のレジェンドサウナであるウェルビー栄についてもレポートを書きましたので、ご興味あればどうぞ。
ウェルビー栄|名古屋のレジェンドサウナに行かずしてどこへ行く
話を戻して、KIWAMI SAUNAについて。オーナーが元銀行員の方だというので、すでにそこから異色です。要は、サウナ好きが高じて、脱サラからのサウナ経営という。ややもすると、「そんなんで大丈夫?」とおもわれるかもしれませんが、結論、大丈夫でした。
古民家を改装してつくられたというサウナには、あたらしい仕掛けがいろいろで、体験もいろいろです。新進気鋭のサウナ、ここにきわまるって感じがします。ととのうのその先「きわまる」へ、というのが、KIWAMI SAUNAのコンセプトらしいです。いいですね、きわまる。
では、どのあたりが「きわまる」なのか、このあと詳しくレポートしていきます。
KIWAMI SAUNAのレポート
サ室(サウナ室)、水風呂、休憩スペースそれぞれについて、KIWAMI SAUNAのようすをレポートします。サウナ室はひとつ、水風呂もひとつ、休憩スペースは外気浴も内気浴も広々です。
画像付きでご紹介できればよいのですが、サウナ・浴室で僕が勝手に撮影をはじめれば110番案件になりますから、画像はKIWAMI SAUNAのWEBサイトにてご覧ください。というわけで、ほぼ文字情報でのレポートになりますが、うまく伝えられるようにがんばってお話をしていきます。
サ室|君は背徳のビタックスを知っているのか
まずはサ室(サウナ室)から。室内は10人くらいが入れる広さです。中央にサウナストーブがあり、左右対称に上下2段のベンチが配置されています。室温は90℃くらい。間接照明で明るさも抑えられていて、テレビなどのノイズもなく、ストイック系のサ室といってよいでしょう。
セルフロウリュOKなので湿度もあるし、「フレッシュエアー(酸素濃度が高くなるような空気循環設計)」をうたっているだけあって、アチアチのなかにも居心地のよさも感じられます。ベンチ上段は天井が近いため、とくにアチアチなので僕好みでした。
訪れたのは平日16時前、サ室の入りは5割ていどといった感じです。なので、セルフロウリュをするのであれば「声がけ」を要します(マナーとして)。僕は言わずと知れた「人見知り」ですが、サ室のなかでは人が変わるようです。知らない人たちにも積極的に「ロウリュしていいですかー?」と声がけができてしまうのは、ロウリュが好き過ぎるからでしょう。サウナってスゴい。
サウナ好きには良い人が多いので(←僕の偏見)、声をかければ「お願いします」と返してくださることがほとんどです。えぇ、任せてください。それなりの経験は持っていますから。と、意気込んでは見たものの、ラドル(ひしゃく)から水が落ちないんですけど…!
はい、KIWAMI SAUNAはラドルも独特でして、先端がY時のようになっています。Yの先のVのところに水がたまるしくみなのですが、ロウリュするときにはラドルを左に傾けることで水が注がれるのですね。右に傾けてもそっちは塞がれているらしく、水は出ません。でも僕は初め、一生懸命に右に傾けていたので、水が出なくてアタフタしてしまいました。これはハズいです(笑)
なにはともあれ、KIWAMI SAUNAの本領はここから。追加料金(550円)が必要ですが、サ室のなかでいただける「ビタックス(デカビタ+アイスボックス)」が用意されています。保冷マグに入れられているため、冷たさをキープしたままサ室に持ち込めるのですね。
サ室のなかでいただく飲み物というのは、ふだんにはない体験であり背徳感があります。くー、美味い。サ室の外で飲むよりも、300倍くらいは美味い。なので、KIWAMI SAUNAに来たらぜひ、ビタックスも追加発注(入店時の受付にて)をおすすめします。
水風呂|水深2mに潜る恐怖でその身が冷える
サ室を出たら、次は水風呂です。KIWAMI SAUNAは、水風呂にも新体験が待っています。なんと、水深は2m(横幅2.5m)という唯一無二な水風呂です。水深が深い水風呂は、これまで何度か経験していますが2mは初めて。だって、身長176cmのじぶんは完全に水没しますから。
もっとも、水風呂内は階段状になっているので、足がつくところもあるので安心です。とはいえ、2mあると言われたら潜らずにはいられないのがヒトでしょう。僕はヒトです。なので潜ります。潜らせてください。というわけで恐る恐るザブン…
僕の身長からすれば、わずか30cmていどの深さながら、底に足がつかない恐怖というものはスゴいもので。足が底についた瞬間に蹴り上げて、すぐに水面に戻ってまいりました。水温よりもまず、その恐怖で身が冷えます。震えます。でもこれがクセになるんだなー
さらには超軟水ということらしく、いろいろとこだわりが見えます。肌触りのよい水風呂に、たっぷりと浸かれば、もはや勝ち確です。このあとのととのいは約束されている、といっていい。
ちなみに、水風呂の手前にある「かけ水」。水風呂に浸かる前には、かけ水が必須マナーです。KIWAMI SAUNAではそのかけ水が「ヌル湯」でした。こういうところが、すばらしいですね。冷たい水であることも多いのですが、その場合、水風呂の気持ちよさが半減するとのハナシもあります。水風呂前のかけ水は、ヌル湯が正解です(←僕理論)。
では、休憩スペースに行ってみましょう。
休憩スペース|うつぶせ寝でチルダイブは至福
KIWAMI SAUNAの休憩スペースは、外気浴も内気浴もあります。そして、どちらも広いです。まずは外気浴から。古民家の庭という景色のなかで、落ち着いて休むことができます。さまざまなタイプのチェアやベッドがあって、多少人が多くても座れないことはないでしょう。
この日は風が強く寒いこともあってか、基本、僕ひとりだけでした。そして、楽しみにしていたのが「チルダイブ」です。これは「うつぶせ寝専用」のベッドであり、なかなかお目にかかることがありません。なお、うつぶせ寝は科学的・医学的にもととのいやすいらしいです。
僕は、休憩時には座るよりも横になりたい派なので、うつぶせ寝にも興味がありました。で、どうだったのか?もちろん、よかったです。見た目としては長い木のボードで、顔の部分がくり抜かれています。そこに顔をハメる感じです。これがまさにダイブしているようで心地いいー
文章で伝えるのは難しいので、ご興味あれば「チルダイブ サウナ」とかで検索してみてください。詳しい説明を見つけることができるとおもいます。
それから、内気浴スペース。きわまり処「蔵」と名付けられた畳敷きのお部屋が用意されています。季節柄なのかストーブも点いていて、ほんのり暖かなのがホッとします。前述のとおり、この日は外が寒かったので、内気浴をしている人のほうが多かったです。
というように、外気浴と内気浴があると、気候や気分で使い分けられるのもいいですよね。よりととのいやすいですし、これが「きわまる」ということなのかもしれません。
その他|料金は強気だが満足できる体験が多い
ここまでお伝えしたとおり、サウナ施設としてのクオリティは申し分ありません。しいていえば、温かいお風呂(湯船)がないことくらい。ただ、シャワーブースはドアで完全に仕切られるタイプなので、冷気が入り込みにくく、シャワーでも十分に温かいと感じました。
それから、タオル。おぼろタオルなるものが料金に含まれるのですが、その肌触りが異常によい。ふわっふわのとろっとろ。これまで50年近く生きてきて、はじめての触り心地でした。いろいろと新体験があって、そういうところでも価値を感じられるでしょう。
そのうえで、平日の利用料金は1時間まで1,600円。以降、15分ごとに400円。2時間以降は3,600円。強気の価格設定だといえますが、体験価値からみて、個人的に不満はありません。じゅうぶんに満足です。
なお、食堂も併設されていて、そちらも行きたかったのですが、日帰り旅行ゆえに時間もなく、泣く泣くあきらめました。次の機会があればぜひ、とおもっています。
まとめ
愛知県・名古屋市にある「KIWAMI SAUNA」に行ってきましたのでレポートでした。古民家を改装してつくられたというサウナには、あたらしい仕掛けがいろいろで、体験もいろいろです。
ととのうのその先「きわまる」を感じられるサウナ、名古屋を訪れるならばいちどは行ってみるのがよいでしょう。新進気鋭のサウナを体験することで、サウナ偏差値がより高まりそうです。