SHOWDOWN1/初代サウォッチとの比較でわかる大進化

SHOWDOWN1/初代サウォッチとの比較でわかる大進化

ととのいを数値化するサウォッチにニューモデルが出ました。大進化を遂げたSHOWDOWN1(ショダンワン)。初代サウォッチとの比較もしながら感想をまとめます。

目次

大進化のSHOWDOWN1がキター!

2023年、大人の科学マガジンの付録的な位置づけとしてデビューしたサウォッチ。サウナにおける「ととのい」を数値化するという、唯一無二のサウナグッズです(数値化には、スマホアプリ「サの国」のインストールとウォッチとの連携が必要)。

大人の科学マガジン Special サウナウォッチ
(リンク先はAmazonの商品ページです)

何でも数値化するのが大好きな僕は大興奮。そしてこのたび2024年12月、ニューモデルとなる「SHOWDOWN1(ショダンワン)」が発売されると聞き、即ポチしました。

SHOWDOWN1の販売ページ
(リンク先は公式販売サイト「100plus web store」のページです)

そのSHOWDOWN1が手元に届き、実際にサウナで繰り返し使用もしてみたので感想をまとめます。結論をひとことでいうと…大進化!その進化を項目ごとに挙げると次のとおりです。

  • サ活中の誤作動がない!
  • 表示が大きくて見やすい
  • 心拍変化の把握が細やか
  • 計測が途切れたりしない
  • 充電するのが楽になった
  • 好みのバンドに変更可能

これらについて、このあと詳しくお伝えしていきます。

初代サウォッチと比較しつつの感想

サウォッチのニューモデル「SHOWDOWN1(ショダンワン)」。初代サウォッチとの比較もしながら、実際に使用してみての感想をまとめます。

サ活中の誤作動がない!

そもそもとして、初代サウォッチには「誤作動問題」がありました。操作はすべてタッチパネル式、そのタッチパネルがめちゃくちゃ誤作動を引き起こすのです。

シャワーを浴びていると水に反応して勝手に計測をはじめていたり、カバンにしまってあっても勝手に計測をはじめていたり…そして、いざ操作をしようというときには、指が濡れていると反応してくれなかったり…イライラMAXで、ととのいどころじゃねぇ!という人もいたようです。

僕もそこまでではないにせよ、ストレスは抱えていました。でも、SHOWDOWN1では完全解決です。なぜなら、サウナ中の操作については「物理ボタン」が導入されたから。

SHOWDOWN1・物理ボタン

正直、これだけで大満足です。物理ボタンのおかげで、「サウナ室→水風呂→休憩」を切り替えての計測もストレスなしでできるようになりました。これでもうイライラすることもなく、ととのいの数値化がよりはかどります。

表示が大きくて見やすい

SHOWDOWN1のディスプレイは、初代サウォッチに比べて大きくなりました。結果、各種の表示が大きくて見やすくなっています。

SHOWDOWN1・ディスプレイ
左がSHOWDOWN1、右が初代サウォッチ

僕はあまり視力がよくないので(サウナ時もサウナ用メガネをかけているとはいえ)、表示が大きいのは嬉しいポイントです。

また、ディスプレイが大きくなったおかげで、1画面にたくさんの情報を表示できるようにもなりました。たとえば、初代サウォッチでは、心拍数と体表温度は画面を切り替えて確認する必要があったのですが、SHOWDOWN1では1画面に表示されます。

初代サウォッチは画面を切り替えるにあたり、誤作動問題(スムーズに切り替えできない)もありましたから、SHOWDOWN1では誤作動問題が解決したうえに、そもそも画面の切り替え不要というのも進化を感じるところです。

心拍変化の把握が細やか

先日サウナに行った際、SHOWDOWN1と初代サウォッチを同時に2つ使って計測してみました。このとき感じたのが、「心拍変化の把握が細やか」という点です。

イメージとして、SHOWDOWN1のほうがよりリアルタイムで計測している。いっぽうで、初代サウォッチのほうは計測にタイムラグがある。そんなイメージです。というわけで、SHOWDOWN1のほうがリアルタイム性があるため、じぶんの現状をより把握しやすくなります。

サウナ室をいつ出るかについて、僕は時間ではなく、心拍で見ているため(125bpmを目安に)、SHOWDOWN1に感じるリアルタイム性もまた嬉しいポイントです。

公式サイトによれば、「センサーをより精度の高いものに変更」とあるので、僕が感じるリアルタイム性が「気のせい」ではないものとおもいます。でも気のせいだったら、すみません。

計測が途切れたりしない

初代サウォッチは、ときおり計測が途切れることがありました。計測結果を確認すると(スマホアプリ「サの国」のインストール・連携が必要)、一定時間のあいだ、計測の記録が抜け落ちている…僕の側に問題があるのかもしれませんが、とにかく計測が途切れることがありました。

SHOWDOWN1について、いまのところはそのように計測が途切れる現象は起きていません。前述したとおり、公式サイトによれば「センサーをより精度の高いものに変更」とありますし、「計測エラーを減らし、より正確なデータの取得につながります」ともあるので、この先も計測が途切れる現象が起きないことを期待しています。

なお計測に関連して、体表温度について。SHOWDOWN1と初代サウォッチで同時に計測した際、あきらかな差がありました。僕の場合は、SHOWDOWN1のほうが数℃ほど低く表示されます。この点、公式サイトでは「体表温度センサーのアップデート」という記載もあり、SHOWDOWN1の体表温度のほうがより正確だと見るべきでしょう。

なんにせよ、SHOWDOWN1はセンサーをアップデートしているわけで、これもまた進化です。

充電するのが楽になった

SHOWDOWN1も初代サウォッチも、充電が必要です。では、初代サウォッチがどうだったかというと、なかなかに衝撃の充電方法でした。バンドを外すと、USB-A端子があらわれて、それをポートにブッ挿して充電するという…

初代サウォッチ・充電端子

まず、バンドを外すのが外しづらいうえに、端子まわりがプラスチックなので耐久性が心配です。実際、「折れた!」という報告をSNSなどでは見かけます。

これに対してSHOWDOWN1では、専用マグネットクレードルが採用されました。

SHOWDOWN1・専用マグネットクレードル

「こんなのフツーでしょ」といわれればそのとおりなのですが。、初代サウォッチを知る身としては大きな改善です。これで安心して充電ができるようになります。

好みのバンドに変更可能

SHOWDOWN1の見た目として、僕がただひとつ不満を感じたのは「バンドの色」です。標準装備のバンドは「真っ黒」。ちなみに、初代サウォッチのバンドは「カーキ」です。

僕は気がつけば、サウナグッズ(サウナハットとかタオルとか、サウナ用メガネとか)はカーキで統一していたので、SHOWDOWN1の「真っ黒」に満足ができず。これはあくまで個人的な趣味の問題であって、SHOWDOWN1に問題はないわけですが、不満といえば不満にあたります。

でも、大丈夫です。SHOWDOWN1は、「バンド幅 18mm」のバンドであれば、一般に販売されているバンドと付け替えることができます。ということに気がついて、さっそくにAmazonでポチりました。

JMIO ユニバーサル時計バンド 18mm
(リンク先はAmazonの商品ページです)

カーキという色はなかったのですが、アーミーグリーンを選んだところ、ほぼカーキということで満足をしています。

SHOWDOWN1・バンド
左がSHOWDOWN1、右が初代サウォッチ

まとめ

SHOWDOWN1について、結論をひとことでいうと「大進化」です。初代サウォッチが大幅に改善されて、より使い勝手がよくなりました。計測の正確性も上がっているものと感じます。

価格は14,500円と、けして安くはありません。が、「ととのいの数値化」という唯一無二のサウナグッズでもあり、迷わずポチりました。結果、大満足をしています。自信をもっておすすめです。

SHOWDOWN1の販売ページ
(リンク先は公式販売サイト「100plus web store」のページです)

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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