プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるということを実践しましたので、そのコツについてお話をします。写真や撮影の素人であっても、これくらいならば撮れるという実例もふまえて。
モデルの良し悪しはさておき
いきなりの私事ではありますが、先日(2024年11月25日)、本ブログサイトをリニューアルしました。旧サイトとはドメイン(URL)も変更するという、じぶんのなかでは大掛かりなものでもあり、「だったらプロフィール写真もあたらしくしよう」と考えたしだいです。
とはいえどうするか?
方法はいくつかあるわけで。プロに撮ってもらう、家族に撮ってもらう、セルフ(じぶん)で撮る。このなかで「ネタ」になりそうなのはどれかなー。といえば、やっぱりセルフだろう。というわけで、このたびのプロフィール写真はじぶんで撮ることにしてみました。
なんでもネタにしたがるのが、発信者の性(さが)というものです。
しかし、じぶんひとりでプロフィール写真をうまく撮れるものなのか。ちなみに、僕は写真・撮影に関してはズブズブの素人です。まぁ、だからこそネタにもなるのであって。その成果としてのプロフィール写真が、たとえばこちらです↓
いかがでしょうか。モデルの良し悪しはさておき、それっぽいものは撮れたかなとおもっています。僕なりには満足をしているということです。この写真を「良し」とする前提で、プロフィール写真をじぶんひとりでも撮れるコツについてお話をしてみます。
おもには3つ、次のとおりです。
- 環境を選択する
- 構図に注意する
- 表情を工夫する
このあと順番に説明をしていきます。プロフィール写真をじぶんひとりでも撮る、そのあと押しや参考にしていただければとの思いです。
プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるコツ
プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるということで、僕なりに考えるコツを3つお伝えします。
環境を選択する
プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるコツ、1つめは「環境を選択する」です。ここでいう環境とは、まずは場所です。さきほど掲載したプロフィール写真は、レンタルスペースで撮りました。
いまどきは、貸し会議室を含めてレンタルスペースがたくさんあります。また、それらを検索して、予約できるサイトがあります。僕は「インスタベース」というサイトを利用して、検索条件を「撮影スタジオ」として検索したところ、じぶんに合ったものが見つかりました。
じぶんに合ったものというのは、今回の僕でいうと「白基調」です。白ベースの壁で撮りたかったので、それに合ったスタジオを見つけることができたということです。料金は1時間で約8,000円。なかなかしましたが、スタジオによってはもっとリーズナブルなものもあります。
では、「スタジオを借りる必要があるのか」と聞かれれば、「素人ほど借りたほうがいい」というのが僕の考えです。だって、まわりに人がいたら落ち着かなくないですか。ポーズをとったりするにも恥ずかしくないですか。僕は、落ち着かないし、恥ずかしいです。
でも、レンタルスペースであれば、誰もいなので人目が気になりません。あとは、屋内なので天候に左右されないというメリットもあります。スタジオ代を払うくらいなら、撮影をプロに頼めばいいのではないかとおもわれるかもしれませんが、そこは「ネタ」にしたいかどうかでしょう。
環境について、場所とは別にもうひとつ。機材です。おもにはカメラ。今回、僕が使ったカメラはスマホであり、具体的にはiPhone16・無印になります。それと、折りたたみ式の三脚、それに付属していたリモコン(遠くからシャッターを切れる)です。
ちなみに、スタジオには立派な照明機材が用意されていましたが、素人だから使い方がさっぱりわからない(笑)というわけで、スマホの「露出」を調整するだけで対応しました。そのうえで撮れたものが、前掲した写真です。
いまどきのスマホはカメラの性能もよいので、スマホだけでも十分かなぁとおもいます。素人であっても、あるていどキレイに撮れてしまう凄さよ。ご参考までに、僕が使った三脚の商品リンク(Amazon)を貼っておきます。
MACOO 自撮り棒・三脚
比較的コンパクトなのに、高さのある三脚になるのがGoodです(床に立てられる)
構図に注意する
環境の選択に続いて、プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるコツ、2つめは「構図に注意する」です。おいおい、素人が構図を語るなと叱られてしまいそうですけれど。素人であっても、それっぽくするコツならばあるだろうってハナシをします。
ずばり、余白を意識することです。言い換えるなら、人物(今回はじぶん)を中心にしない。前掲の写真を見ていただくと、人物は写真の中心からはズレていて、余白(背景)があることがわかるでしょう。こうすると、人物が中心の構図よりも垢抜ける。と、僕は感じています。
感じていますなどと言えば、テキトーに聞こえるかもですが。きちんとしたテクニックとして、「三分割法」というものがあります。ネットで検索してもらえればすぐに見つかるとおもうのでくわしくは語りませんが、やっぱり余白を意識したテクニックです。
なので、人物を中心にしないというのは、あながちテキトーでもないといえるでしょう。そこでまずは、写真におさめたい全景を決めて、三脚にスマホをセットする。あとは、中心からズレた位置にじぶんが移動する、ということになります。
ふだん写真を撮るときなどは、ついつい人物をど真ん中に据えて撮りがちです。そこをあえて少しズラすだけでも、意外とオシャレなフンイキが出るものなのでお試しを。
表情を工夫する
プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れるコツ、3つめは「表情を工夫する」。といっても、表情については、いちばん自信がない部分です。でも、僕だけではなく、少なくはないであろう人たちが同じように感じているのではないでしょうか。そもそも撮られなれていないのですから。
というわけで、顔の表情というよりは顔の向き(目線)の話をします。前掲の写真のとおりで、カメラ目線ではない写真も撮りました。もちろん、カメラ目線の写真もよいのですが、それっぽい写真のフンイキを出したければ、顔の向きを変えてみるのもよいでしょう。
すると、じぶんひとりで撮りました感が軽減されます。フシギなもので、カメラ目線の自撮り写真は「じぶんひとりで撮りました感」が出るものです。実際、じぶんひとりで撮ったのだから当たり前ですけれど、それがプロフィール写真となるとちょっと気恥ずかしい…
そんなときには、カメラ目線ではない写真というのが役立つかもというハナシをしています。とにかく、せっかく貸しスタジオでひとりきりなのですから、あれこれ好きに撮ってみればいいのです。僕もめちゃくちゃな枚数を撮りました。人生でいちばん撮りました。
また、シャッターを切る(リモコンで)ときには、1枚1枚シャッターを切るというよりは、じぶんがいろいろ動きながら、そのあいだシャッターを切り続けるほうがいいようにおもいます。すると、そのなかに1枚くらいはベストショットが混じっている、というイメージです。
それこそ素人なのですから、数で勝負するのも大事なコツだといえます。いっぽうで、1枚1枚、ポーズや表情を決めて撮影していると、必然的に数は少なくなりますし、ベストショットの確率も下がってしまうようにおもいます。
繰り返しになりますが、表情(とくに顔の向き)を工夫しつつ、動きながらシャッターを切り続けるのがおすすめです。なお、きちんとカメラ目線のプロフィール写真も撮りましたので、そちらは各種SNSのプロフィール写真として使っています。
まとめ
プロフィール写真はじぶんひとりでも撮れることを実践しましたので、そのコツを3つお話ししました。
- 環境を選択する
- 構図に注意する
- 表情を工夫する
これらのコツを押さえることで、写真や撮影のプロではなくても、それっぽいプロフィール写真を撮ることはできるものと考えます。本記事の内容が、プロフィール写真をじぶんひとりでも撮る、そのあと押しや参考になるようでしたらうれしくおもいます。