独立10年目の試練。体を壊して気づいた「危機管理」とは

独立10年目の試練。体を壊して気づいた「危機管理」とは

独立10年め、50歳を迎えた日に救急車で運ばれました。「じぶんだけは大丈夫」という過信が招いた不調と、そこから復調して気づいた「危機管理」について。仕事と体の守り方をお話しします。

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50歳の誕生日に、救急車で運ばれる

きょうは12月29日。今年も残すところあとわずかとなりました。あなたにとって、2025年はどんな1年だったでしょうか。

僕にとっては、独立してちょうど10年めという節目の年でしたが、同時に、これまでの人生でもっとも「体」と向き合い、己の弱さを痛感する1年でもありました。

正直に告白すると、ここ10年近く(独立してから)、僕はじぶんの健康に絶対の自信を持っていました。風邪もほとんどひかず、毎日ブログを更新し続ける。

「じぶんだけは大丈夫」「この健康はずっと続く」。どこかでそう過信していたのかもしれません。しかし、そんな驕りは、ある日突然打ち砕かれました。

50歳の誕生日。お祝いムードどころか、あまりの苦しさで、気づけば僕は救急車に乗っていました。

この1年のあいだに、「機能性ディスペプシア」という胃腸の不調、眼科検診で見つかった「初期の緑内障」。それ以外にも原因のはっきりしない不調に、立て続けに見舞われました。

「なぜ、じぶんだけがこんな目に」「この不調は、一生続くのではないか」。次から次へと襲ってくる得体の知れない不安に、心が折れそうになった時期もありました。

9年間続けてきたブログの毎日更新を休止せざるを得なかったのも、このためです。

「完全復活」ではなく「バージョンアップ」した現在

でも、安心してください(?)。適切な治療と休養をへて、いまはほぼほぼ回復しています。

ちゃんと仕事もしていますし(もちろん、ムリはしない範囲で)、大好きな発信活動も再開しています。

ただ、以前のじぶんと「まったく同じ」に戻ったわけではありません。むしろ、戻らなくていい、とさえおもっています。

以前の僕は、「健康であれば何でもできる」「生産性を上げて、もっとやらねば」と、どこかじぶんを追い込んでいました。

ですが、体を壊したことで、OSがバージョンアップしたのですね。

弱さを認める強さ

「不調を受け入れ、それとしなやかに付き合っていく」 「完璧を目指さず、じぶんの弱さを認める」

失った健康を嘆くのではなく、いまある「穏やかな日常」に感謝して、そのなかでできることを淡々とやる。

そんなふうに、肩の力が抜けた、いい意味で「図太い」じぶんになれた気がします。この「しなやかさ」こそが、バージョンアップした僕のあたらしい強みです。

仕事も体も、「対応力」がすべて

こうして1年を振り返っていて、ふと気づいたことがあります。それは、仕事における「リスク管理」と、体の健康管理は、驚くほど似ているということです。

結論から言えば、どちらも「起きてしまったあとの対応力」がすべてだといえます。

トラブルを「ゼロ」にはできない

仕事をしている以上、どれだけ気をつけていても、予期せぬトラブルや環境の変化を確率「ゼロ」にすることはできません。人間だもの、想定外のことは起こります。

大事なのは、トラブルをゼロにすること(完璧な予防)を目指すあまり身動きが取れなくなることではなく、「起きてしまったトラブルにどう対応するか」です。

冷静に事実を受け止め、最善の手を打ち、その場を収める。その「対応力」こそが、仕事(事業)を継続させる生命線です。

体の不調も「危機管理」のひとつ

これって、「体」も同じではないでしょうか。生きていれば、病気や不調(体のトラブル)を確率「ゼロ」にすることはできません。加齢とともに、いろいろとガタもきます。

大事なのは、病気にならないこと(完璧な健康)を目指すことではなく、「不調が起きたときにどう対応するか」です。

悲観して塞ぎ込むのか、それとも「まあ、こういうこともある」と受け入れて、その時々のベストを尽くしてやり過ごすのか。

その「対応力」こそが、その後の人生の質を決めるのだと、身をもって知りました。

まとめ

今年経験した数々の不調は、正直ツラいものでした。でも、そのおかげで、「トラブルが起きたときのじぶんの守り方」を、仕事だけでなく、人生という広い視点で再確認できた気がします。

  • おわらない困難はない
    渦中にいるときは出口が見えなくて絶望しますが、淡々と「きょう」をやり過ごしていれば、かならず朝は来ます。仕事のトラブルを乗り越えるように、体のトラブルもまた乗り越えていけるはずです。
  • 対応力が最強の防具
    何が起きても「対応できる」という自信があれば、過度に恐れる必要はありません。

というわけで、モロトメは以前にも増して、「トラブルに強い人」として、少しはパワーアップしているはずです(笑)。

来年もまた、弱さを抱えたまま、それでもしなやかに「対応」しながら、僕なりの発信を続けていきたいとおもいます。

いろいろあった2025年でしたが、失敗も含めたすべての経験に「お疲れさま」と言って、年を越したいとおもいます。

皆さまも、どうぞよいお年をお迎えください。

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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