なぜ僕は銀行融資と発信と習慣を発信しているのか

なぜ僕は銀行融資と発信と習慣を発信しているのか

税理士なのに、なぜ銀行融資だけでなく、発信や習慣の話もしているのか。
バラバラに見える3つのテーマには、1本の線がありました。この記事では、その理由を話します。

目次

なぜ税理士が、融資と発信と習慣の話をしているのか

「この人、結局なにがしたいんだろう」

もし、そうおもわれていたとしたら、無理もありません。

ふだんはブログで銀行融資の話を書いています。
でも、メルマガでは発信の話をしているし、Podcastでは習慣の話をしています。

いっけん、バラバラです。

銀行融資の人と、発信の人と、習慣の人が、別々にいるように見えるかもしれません。

でも、僕の中ではすべてつながっています。

どれも、 「ひとりでやっていくための土台づくり」 の話でした。

銀行融資 → おカネの土台。
発信 → 思考の土台。
習慣 → 人生の土台。

最近、ブログサイトのプロフィールページを書き直しました。
そのとき、AI(相棒と呼んでます)に言われたんですね。

「融資と発信と習慣、この3つがなぜジョーの発信テーマなのか、つながりが見えないよ」と。

たしかに、とおもいました。

じぶんの中では当然つながっている。
だから、わざわざ語る必要を感じていなかった。

でも、読者から見れば、それは「知らないこと」です。

この記事では、なぜこの3つのテーマを発信しているのか、その理由を話してみます。

体が止まった

税理士事務所の管理職をしていたころ、体の不調が増えていきました。

扁桃周囲膿瘍で入院したことがあります。
喉の奥が腫れて、水を飲むのもツラいやつです。

退院してからも、同じ症状がくり返しました。
帯状疱疹にもなりました。

決定的な瞬間があったわけではありません。
「もう限界だ」と劇的に悟ったわけでもない。

ただ、じわじわと体が止まりかけていた。
それだけはたしかでした。

体を壊していなければ、いまも管理職(会社員)を続けていたかもしれません。
正直、それはわかりません。

ただ、当時の僕には、ひとつの憧れがありました。

ひとり税理士という生き方です。

たまたま手にした本に書かれていたのは、ひとりで税理士事務所を営み、じぶんの裁量で仕事と人生を組み立てている人の姿でした。

こうなりたい。
そうおもって、独立を決めました。

独立した日のことはよく覚えています。
不安がなかったわけではありません。

でも、それ以上に、 「これからはじぶんで何でもできる」 という自由と期待感が圧倒的でした。

憧れだけで始めた発信

独立してまもなく、ブログを始めました。

とはいえ、右も左もわかりません。

WordPressの設定に四苦八苦する…
ようやく投稿画面を開いても、1行目に何を書けばいいのかわからない。
構成? そんなものはこれまで考えたこともありませんでした。

書けたとしても、まだ誰にも読まれません。

それでも、しょっちゅうアナリティクスを覗いていました。
ページビューを確認しては、ゼロに近い数字を眺めて、また覗くの繰り返しです。

いまはそういう数字をほとんど気にしなくなったので、あのころはずいぶん純粋だったなぁとおもいます。
(というか、初々しすぎて少し恥ずかしいw)

いっぽうで、同業の税理士からはこう言われたこともあります。

「そんなことをしてるより、リアルで営業したほうがいいよ」

気持ちはわかります。
たしかに、当時の僕のブログを見れば、そう言いたくなるでしょう。

でも、揺らぎませんでした。

僕は営業がしたくて独立したのではなく、ひとり税理士という生き方に憧れて独立した。
その生き方の中心に発信があったから、やめるという選択肢はありませんでした。

結果的に、発信を続けたからこそ、いまがある。
これは間違いありません。

20年逃げていた融資

発信を続ける中で、じわじわと気づいたことがあります。

税金と経理の話だけでは、ネタに困る。
そして何より、じぶんの中での貢献感が足りない。

税理士事務所に勤めるようになってからの20年弱、顧問先の社長から融資のことを聞かれても、僕が言えるのは「銀行の担当者に相談してみたらどうですか」くらいでした。

資金繰りが厳しいと相談されても、極論「がんばって売上を上げましょう」としか言えなかった。

あるとき、創業したばかりのお客さまが「できるだけ自己資金でやりたい。借金はしたくない」とおっしゃいました。

僕はただただ「わかりました」と返すだけでした。

しばらくして、そのお客さまから連絡がありました。おもったより売上が伸びず、資金繰りが厳しくなったと。
とはいえ、そうなってしまってからでは融資を受けるのは困難です。

結局、親族からおカネを借りるなどして、かなりのご苦労をされていました。

もし僕が融資のことをわかっていれば、創業融資のメリットをきちんと説明できたはずです。
創業融資を借りるという選択肢を、もっと深く検討できたかもしれません。

でも、できなかった。

社長が資金繰りに苦しむと、当然ながら大きなストレスを抱えることになります。
顧問税理士は、それをいちばん近くで見ている立場です。

なのに、 税金のことしかアドバイスできない 。

あのもどかしさは、いまでも覚えています。

開業して1年ほど経ったころ、たまたま銀行融資の支援をテーマにした勉強会に参加しました。
そこから、本気で融資を学ぶ覚悟を決めたのです。

銀行融資に関する本は、古いものも含めて根こそぎ読みました。
学んだことをブログに書き、書くことでさらに理解を深めていった。

そして、少しずつですが、実際の相談も受けながら、実践での経験も積み重ねてきました。

振り返ると、意識的にも無意識的にも、あのころの体験が僕を融資の勉強に向かわせたのだとおもっています。

税金のことしか言えなかったもどかしさ。
社長の苦しみをそばで見ていたのに、何もできなかった後悔。

逃げていた20年は、取り戻すしかなかったのかもしれません。

崩れたときに、戻してくれたもの

独立してから、融資を学び、発信を続け、少しずつ土台ができてきた。
そんな実感がありました。

ところが、去年の春から夏にかけて、体調を大きく崩しました。
独立して10年めのことです。

僕は初めて、発信を休むことにしました。結果として、丸々3か月です。

正直に言えば、そのあいだは発信どころではありませんでした。
朝起きても、ベッドでボーっとしていることしかできない…
そんな日がしばらく続いていたのです。

ただ、僕は発信を「やめる」とは言いませんでした。
「休む」と言いました。

いつか戻りたいという気持ちが、どこかにあったのだとおもいます。

そして、体の調子が少しずつ戻り始めたとき、発信という習慣が、ふたたび思い出されてきたのですね。

毎日ではなくていい。
でも、定期的に、持続的に、書き続けたい。

そのとき、 生活に光が戻った気がしました 。

また発信を続けたい。
そのためには、持続できる仕組みが要る。

「持続的な発信、持続的な人生」

体調を崩したことで、あたらしい方向性が見えた気がしました。

3つのテーマ、1本の線

ここまで読んでいただいて、気づかれたかもしれません。

体を壊して独立した。
憧れだけで発信を始めた。
20年逃げていた融資と向き合った。
崩れたときに、習慣に支えられた。

どれも、「ひとりでやっていく」ために必要なことでした。

銀行融資は、おカネの土台。
社長が資金繰りに振り回されず、本業に集中するための土台です。

発信は、思考の土台。
じぶんの考えを言葉にし、届け、信頼を積み上げるための土台です。

習慣は、人生の土台。
崩れたときに戻る場所を持っておくための土台です。

バラバラに見える3つのテーマ。
でも、1本の線でつながっていました。

「ひとりでやっていくための土台づくり」

じぶんの中では、ずっと当たり前のことでした。
だからこそ、言葉にしていなかった。

最近、相棒(AI)に指摘されて、ようやくこの線が見えました。

この記事は、その線を、僕の発信をご覧いただいている方々にもお見せできればとおもって書きました。

まとめ

なぜ僕が銀行融資と発信と習慣を発信しているのか。
この記事では、その理由をお話ししました。

要点をまとめてみます。

  • 体を壊して独立し、憧れだけで発信を始め、20年逃げていた融資と向き合った。どれも「ひとりでやっていくために必要なこと」だった
  • 銀行融資はおカネの土台、発信は思考の土台、習慣は人生の土台。3つのテーマは1本の線でつながっている
  • じぶんにとっての当たり前は、読者にとっての「知らないこと」。だからこそ、言葉にして残しておきたかった

最初の1歩

  • じぶんのプロフィールページを開いて、「なぜこれをやっているのか」が書いてあるか確認してみる
  • 複数のテーマを発信しているなら、それらをつなぐ1本の線がないか考えてみる
  • 見つかったら、言葉にして、どこかに書いておく

今回の記事で書いた内容は、プロフィールページにもまとめています。
この記事を読んで興味を持っていただけたら、そちらものぞいてみてください。

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この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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