税理士向けのメール講座を配信しはじめて、5日ほどが経ちました。スタート時点で登録してくれたのは、約30名。この30名という数字を、どう見るか。少ないか、確かな手応えか。
30人で、はじまった
数字は、立っている舞台によって意味が変わるものです。
発信を続けていると、フォロワーや登録者の人数で凹むこともあるかもしれません。
ただ、ほんとうに大事なのは、その数字を「だれの、どんな舞台で見るか」だとおもうのですね。
先に本記事の要点からいうと…
- 30人のスタートは、ニッチでの 確かな手応え だった
- ステップメール方式だから、入口は閉じない
- 動線は、押し付けではなく 案内 である
5月8日から、税理士向けのメール講座「融資相談ラボ」の配信をスタートしました。
このブログを書いている5月13日の時点で、配信を始めてから5日ほどが経ったところです。
スタート時点で登録してくれた方は、約30名。
このスタートを、僕は「ありがたい」と感じています。
少ないと見ることも、できるかもしれません。ただ、僕にとっては、しっかり手応えのある数字でした。
なぜそうおもえたのか。それを、いくつかの角度から、整理してみます。
数字の意味は、じぶんの規模で決まる
僕はXで発信をしていますが、フォロワー数は800人ほど。
税理士に届けるためのチャンネルとしては、けして大きいほうではありません。
その規模感の僕にとって、メール講座のスタート時点で30人もの方が登録してくれたというのは、「リーチとしてはよくできたほう」と感じる数字でした。
念のため添えておくと、この30人はXだけから集まった人数ではありません。
ブログやメルマガなど、ほかの媒体からの登録も含めての合計です。
そういう前提を踏まえても、ありがたい数字だとおもっています。
そして、ニッチで進むというのは、こういうことなのかもしれません。
たとえば、税理士という総母数(だいたい日本に8万人ほど)から見れば、銀行融資に深く興味のある税理士、というのはずっと小さな割合になります。
そういう意味では、ニッチです。
ただ、舞台をじぶん1人に置きかえてみると、見えかたが変わります。
じぶん1人がコンテンツを届けたい相手として考えれば、30人でも、50人でも、100人でも、じゅうぶん大きなニーズです。
これくらいの方々とていねいに向き合っていけたら、それでもう、僕の手はいっぱいになるくらいなので。
数字の意味は、世の中の規模感ではなくて、じぶんの規模感で決まる。
そう感じた、5日めでした。
ちなみに登録してくれた方々のリストを眺めていて、もうひとつ、おもったことがあります。
「ニーズは、たしかにあるな」と。
まだ届いていないだけで、必要としてくれる方は、きっともっといる。
そう感じました。
そこは、「届ける力、まだまだ修行中だな」と、苦笑いしたところでもありますが。
ステップメール方式が、入口を閉じない
メール講座は、ステップメール方式で配信しています。
2日に1通、ぜんぶで18日間にわたって、お届けする形式です。
このとき、なにが起きるか。
5月8日のスタート時点で登録してくれた30人でおわりじゃない、ということです。
ステップメールというのは、登録した方それぞれの「登録した日」から1通めが配信されはじめます。
なので、いつ登録してもらっても、その方は「1通めから」スタートできるわけです。
つまり、入口は、ずっと開いたまま。
スタートのときには揃わなくても、あとから少しずつ、仲間が増えていく。
実際に、その後も少しずつ登録者が増えています。
そういう設計にしてあるので、これからも、伝えたいことを、より広い方々に届けていけたらいいなと考えています。
配信5日めに、起きていること
メール講座が配信され始めて、まだ5日です。
それなのに、すでに、いくつかの動きがありました。
たとえば、メール講座の受講者の中から、僕が書いた税理士向けのKindle本に興味をもってくれて、購入してくれる方が出てきました。
読みはじめてくれている方もいます。
メール講座という入口に立ってもらった方が、Kindleという別の入口にも、自然と足を運んでくれる。
その動きが、ぽつぽつと起きはじめているのですね。
これは、僕にとって、本当にうれしいことでした。
「あ、ちゃんと動線になっているな」とも感じられています。
ただ、これを単に「セールスがうまくいった」とは捉えていません。
そのあたりの話を、次の項目で書きます。
動線は、押し付けではなく案内である
メール講座という仕組みに、セールスの機能があることは、否定しません。
読み手とつながり、ほかのコンテンツへの動線をつくる。
そういう機能を、確かに持っています。
ただ、本質はそこではない、と僕はおもっているのです。
メール講座の本質は、こちら。
「学びたい」「もっと前に進みたい」とおもってくれた方の、その勢いを削がないこと。
たとえば、メール講座を読みながら「もっと深く知りたい」とおもってくれた方が、つぎに進める場所が見当たらないと、そこで足が止まってしまいます。
それは、せっかくの勢いを削いでしまう、ということです。
だから、Kindleやセミナー、電子教材、個別相談、1on1といった、つぎの動線を案内できる状態にしておく。
ここで、「案内」と「押し付け」の境目が立ってきます。
並べて売り込むのではなく、置いて案内する。
進みたい方だけが、進める場所を見つけられるかたちにしておく。
これは、前回のブログ記事で書いた「地図」の話と、地続きなのです。
地図は、決めるためのものではなくて、「いま、じぶんはどこにいるんだろう」と問いを立てるためのもの。
動線も、押し付けるためじゃなくて、進みたい方を止めないために、ある。
そういうふうに、考えています。
小さく、確かに進む
ニッチで進むとは、こういうことなのかもしれません。
派手さよりも、確かさ。
広いリーチよりも、目の前の方との手応え。
世の中の大きな数字とくらべると、30名は小さく見えるかもしれません。
でも、顔の見える相手として想像すると、30名は、けっこう大きい。
ひとりで届けて、ひとりで向き合う僕にとっては、じゅうぶんすぎる人数です。
ニッチで進むとは、舞台の置きかたを変えることなのだ、と感じています。
派手な場所で大きく勝たなくても、いいわけで。
ニッチで、小さく、確かに続けていく。
いまの僕には、その進み方が合っているのだと、おもうのです。
まとめ
メール講座を配信しはじめて、5日。30人のスタートから見えてきたことを書きました。
要点を、もういちど。
- 数字の意味は、世の中の規模ではなくて、じぶんの規模で決まる
- ステップメール方式だから、入口は閉じない。これからも裾野は広げていける
- 動線は押し付けではなく、進みたい方を止めないための案内
最初の1歩
いま、じぶんが立っている舞台はどこか。
それを、ひとことで言いあらわしてみるとどうでしょう?
そのひとことが、これから歩いていく方向を決めるヒントになるはずです。
「学びたい。でも、何から始めればいいかわからない」
そんなふうに感じている、税理士のあなたに向けて。
メール講座「融資相談ラボ」では、銀行融資の相談に向き合うための考え方を、18日間かけて、すこしずつお届けしています。
そして、Kindleもあります。
「勉強してきたのに、相談で楽にならない」、そんな違和感を抱えている方は、こちらが入口になるかもしれません。
Kindle『融資相談で詰まる税理士へ/勉強しても楽にならない理由と、その先の地図』
※ Kindle Unlimitedでも読めます
どちらも、地図の入口に置いてあります。
いまのじぶんに合うところから、必要なぶんだけ進んでもらえたら、うれしいです。

