モロトメ流・キーボード選びのポイント3つ

モロトメ流・キーボード選びのポイント3つ

キーボードをじぶんに合ったものに変えれば、生産性はより高まります。そこで、モロトメ流・キーボード選びのポイントのご紹介です。

目次

遠慮も忖度もなしに本気でおすすめする

ふだん、パソコンを使う人は多いとおもいますが、キーボードにこだわっている人はそれほど多くないものと想像します。あなたはどうでしょうか?

ノートパソコンならばそのキーボードを使っていたり、デスクトップパソコンならばもともと付属していたキーボードを使っていたり。ところが実は、キーボードをじぶんに合ったものに変えることで、生産性はより高まることはご存知でしょうか?これは、いくつかのキーボードを試してみればわかることです。

とはいえ、世の中は無数のキーボードにあふれていて、いったいどれがよいのかわからない…ということもあるでしょう。僕もそうでした。なので、いまのキーボードにたどりつくまでには、いくつものキーボードを試すことにもなったわけです。

そのうえで、僕・モロトメジョーがいま考える、キーボード選びのポイントをご紹介します。ぜんぶで3つ、次のとおりです。

  • US
  • 無刻印
  • 叩き心地

はっきり言って、もの凄い偏見です。もの凄く趣味嗜好に影響されたポイントです。よって、万人受けするようなキーボード選びとはほど遠いものとおもわれます。が、その分、刺さる人には刺さるのではないかとの考えです。というわけで、遠慮も忖度もなしに、僕が本気でおすすめするキーボード選びのポイント3つについて、このあと詳しくお話ししていきます。

モロトメ流・キーボード選びのポイント

僕が考えるキーボード選びのポイントはぜんぶで3つです。遠慮も忖度もないので、かなりクセ強めでマニアック。その分オリジナリティにあふれ、どこかで聞いたようなキーボード選びのポイントとは一線を画しているものとおもいます。

US

モロトメ流・キーボード選びのポイント、1つめは「US」です。これは、「US配列」とか「英語配列」などと呼ばれるキーボードを指します。これに対して、日本における一般的なキーボード、多数派のキーボードは「日本語配列」です。

US配列と日本語配列とではキーボードの配列が異なるわけですが、このうちUS配列のおもな利点は2つあります。

まず1つめの利点は、効率的なタイピングができることです。細かいことを挙げるとキリがありませんが、たとえば、Return(Enter)キーやDelete(Back Space)キーが、ホームポジションから圧倒的に近いとか。右手小指をちょっと伸ばせば届きます。

これに対して日本語配列の場合には、小指をめっちゃ伸ばさないと届きません。パソコンをよく使う人ほど、この差が積み重なって大きな差となります。疲労度に差が出るということです。実際に体験してみないとわからないことでもあるので、ぜひいちどはUS配列を使ってみましょう。

そして2つめの利点は、見た目にストレスがないことです。US配列のキーボードと日本語配列のキーボードとを並べて眺めてみると気がつきます。日本語配列のキートップ(キーの天面)、いろいろ印字されすぎじゃね?

日本語配列の場合、「A」のキーには「ち」も並んで印字されていたりします。でも、US配列であれば印字されているのは「A」だけです。シンプルで美しい。日本語配列の場合、キーによっては3つも4つも文字が印字されているため、ごちゃごちゃしていてストレスになります。そもそも、かな入力しないのであれば「ち」は要らん!と、おもうのですがいかがでしょう。

無刻印

モロトメ流・キーボード選びのポイント、2つめは「無刻印」です。キートップがごちゃごちゃしているとストレスだといいました。この点、僕などはもはや、一文字でも印字されていることがストレスです。逆に、キートップがまっさらだったらどうか?美しい…!そして、ノンストレス。

世の中には、無刻印のキーボードというのがあるのです。キートップがまっさらで何も印字されていないキーボード。また、Macの場合には、キーボードを無刻印化するシール「ブラックアウトステッカー」という商品なんかもあります。僕はMacユーザーなので愛用品です。

そもそも、タッチタイピング(キーボードを見ずに入力)ができるのであれば、キートップに文字が印字されている必要がありません。だって、見ているのは常にディスプレイなのですから。

タッチタイピングに関していえば、タッチタイピングを極めるために無刻印キーボードを選ぶという考え方もあるでしょう。キーボードに刻印があるとついつい見てしまう。だから、タッチタイピングが身につかない。だったら刻印をなくしてしまえ、という荒療治です。

でも待てよ。タッチタイピングでキーボードを見ないのであれば、無効印だろうが刻印だろうがどっちでもよくない?と、おもわれるかもしれません。それは、間違いです。タイピングをはじめる前には、デスクに置かれたキーボードを視界に入るタイミングがあります。そのとき、あなたのキーボードは美しいですか?僕のキーボードは、きょうも美しい(←キザ男、降臨)。

叩き心地

モロトメ流・キーボード選びのポイント、3つめは「叩き心地」です。キーボードを叩いていて、心地良いと感じるかどうか。その感じ方は人それぞれでしょうから、一概にどれがよいとはいえません。じぶんでいろいろなキーボードを叩いてみて、心地良いと感じるものを探す必要があります。

この点、キーボードの叩き心地を左右する要素として、キーストロークやスイッチ機構などが挙げられます。

キーストロークとは、キーを押し込んだときの深さです。ノートパソコンはその形状ゆえに、キーストロークは浅めとなります。いっぽう、外付けのキーボードであれば、キーストロークが深いキーボードも選択可能です。どちらがよいかは、やはり個人の好みでしょう。

スイッチ機構とは、たとえば、メンブレンやパンタグラフ、メカニカルや静電容量無接点といったものがあります。それぞれキー入力のしくみが異なり、結果として叩き心地にも違いを生じるところです。叩き心地ばかりではなく、いかに早くスムーズにキー入力を認識するかにも関わるものであり、こだわって選ぶべき部分ともいえます。

要は、ひとくちにキーボードといっても、けして同じではなくて、いろいろと差があるものだと心得ることが大切です。キーボードはありものを使うのではなく、選ぶもの。にもかかわらず選ばずにいると、高められるはずの生産性を放棄することになってしまいます。

ふだんキーボードを使っている人ほど、キーボードによる生産性の差は大きくなるのです。1回のタイピングの差はわずかでも、それが何千、何万となればどうなるか?その差を甘く見てはいけません。僕は、キーボードを変えることで、より速く・よりラクになりました。

まとめ

キーボードをじぶんに合ったものに変えれば、生産性はより高まります。そこで、モロトメ流・キーボード選びのポイントをご紹介しました。ぜんぶで3つ、

  • US
  • 無刻印
  • 叩き心地

では、これらのポイントを満たしたキーボードとは?僕が実勢に使っているキーボードとは?ずばり、こちらです。

HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印/墨(英語配列)

値段は高いですが、長い目で見れば(1日あたりに換算すれば)、生産性が高まることを考えれば、けして高すぎる値段でないことはわかるはずです。

とはいえ、これはあくまで僕に合ったキーボードであり、大事なのはあなたに合ったキーボードを見つけること。いろいろなキーボードを試してみて、じぶんに合ったキーボードを見つけましょう。キーボード選びのポイントを、さいごに決めるのはあなた自身です。

なんにせよ、キーボード選びにこだわるのは少数派である以上、キーボード選びにこだわった時点で、他人よりも生産性においてアドバンテージを取ることができます。

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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