新宿天然温泉 テルマー湯|ゴールデン街を横目にコワーキングサウナという選択肢

新宿天然温泉 テルマー湯|ゴールデン街を横目にコワーキングサウナという選択肢

東京都・新宿区にある「新宿天然温泉 テルマー湯」に行ってきましたのでレポートです。ゴールデン街を横目にコワーキングサウナ、という選択肢。知っていて損はありません。

目次

新宿でコワーキングサウナという選択肢

3日にいちどのペースで通うくらいにはサウナ好きの僕です。先日、東京都・新宿区にある「新宿天然温泉 テルマー湯」を初訪問したのでレポートします。場所は、ゴールデン街のすぐ横というなかなかにディープな場所にありますが、もちろん安心・安全で綺麗なスパ施設です。

新宿天然温泉 テルマー湯・外観

まずは、結論としてのおすすめポイントから。ずばり、コワーキングサウナです。つまり、「お仕事しながらサウナも楽しめる」という点で、テルマー湯はおすすめできます。新宿という場所で「落ち着いたコワーキングスペースはないものか…?」なんてときにはよいでしょう。

利用料金は2,900円(月〜木曜日・一般)。一見すると高額に見えるかもしれませんが、最大12時間まで利用できるので、あるていど長居をする前提ならば高額すぎることはないでしょう。料金には、館内着やタオルセットも含まれていますし、各種アメニティも完備されています。

ちなみに、金土日曜日や深夜早朝は加算料金があるので気をつけましょう。朝9時を境にして料金体系が切り替わるしくみらしく、月曜日の朝早くに訪問したら「いまだと6,200円です」と案内され、「さすがに高すぎる…」と近くのカフェにすごすごと避難した僕です。

というわけで、とある月曜日の朝9時から利用してみてどうだったか。このあとレポートをしていきます。おもなレポートの対象は「サウナ」であり、「コワーキングスペース」についても少々という内容です。それでは、はじめていきましょう。

新宿天然温泉 テルマー湯のレポート

サ室(サウナ室)、水風呂、休憩スペースそれぞれについて、テルマー湯のようすをレポートします。結論、サ活(サウナ活動)をするにあたって不足のない、充分なコンディションです。

画像付きでご紹介できればよいのですが、サウナ・浴室でみずから撮影をはじめると大犯罪になってしまいますので、画像はサウナ道場のWEBサイトにてご覧ください。というわけで、文字情報でのレポートになりますが、うまく伝えられるようにがんばってお話をしていきます。

サ室|高温サウナは可もなく不可もなく

まずはサ室から。高温サウナとミストサウナがあります。僕は正直、アンチ・ミストサウナなので、高温サウナについてのみレポートです。

高温サウナは基本90℃設定のようですが、月・火曜日はサウナーDAYとして100℃設定。僕が訪問したのは月曜日だったので、アチアチの100℃でした。室内は3段構成で、20人くらいはラクラク入れる広さです。大きな施設の場合には、サ室が広いと混雑がなくて助かります。

この時間帯がいつもそうなのか、たまたまなのか、サ活をしている人は少なく、サ室内は常時5〜6人くらいでした。なので、ゆったりのんびりとできるのはGoodです。

いっぽうでちょっと残念だったのは、テレビがあるところ。しかも音量はかなり大きめです。僕は「瞑想サウナ」が好きなので、テレビがあるとイマイチととのえません。まぁ、それは僕の個人的な価値観であって、だったらほかへ行けよということでしょう。

ただ、「テレビはあったんだよ」というのをお伝えしたいだけです。もうひとつ残念だったのが、ロウリュ。高頻度でオートロウリュをしてくれるのですが、部屋の広さに対して水量が少ないようで、ロウリュ感としてはイマイチでした。結果として、部屋の湿度が低く感じられます。

人間の先入観とは恐ろしいもので、湿度が低いと感じると汗も出にくくなったりして。でもそこは、長めに入ることで補うことができます。最終的には、しっかり汗をかくことができました。いろいろ言いましたが、総じて可もなく不可もなくと言ってよいでしょう。

なんだその高飛車な言い方は!と叱られるかもですが。一応、50を超えるサウナ施設を巡った身としては「正直」にお伝えしなければと考えていますし、この点、テルマー湯はまさに可もなく不可もなくなのですね。でも、問題がないサウナだとポジティブにも捉えることもできます。

水風呂|良い意味で可もなく不可もなく

続いては水風呂です。総論からはじめるのであれば、水風呂もまた可もなく不可もなくでした。特筆すべき点はないものの、水風呂としては充分です。水温は15℃くらいでヒエヒエですし、4〜5人くらいは入れるだけの広さもあります。ただ、個性まではないという感じです。

とおもったら、唐辛子水風呂が売りらしい。唐辛子が入った袋が水風呂でプカプカしています。とはいえ、なんかヒリヒリするーなんてこともなく。効果としては血流アップみたいなこともあるらしいですが、そのあたりは体感としてはよくわからず…ふつうの水風呂と同じでした(笑)

さらに細かいことをいうなら、動線としてはちょっと長いです。つまり、サ室から水風呂までの距離がけっこうあります。まぁ、1分も2分もかかるわけではありませんが、動線の短い施設に比べるとどうしても気になってしまうのが、サウナーの性(さが)なのです。

と、小言ばかりをいってはいますが、総じて難はなく、カラダを冷やすという役割の水風呂としては充分です。なので、可もなく不可もなくというのは、けして悪い評価ではありません。

風呂つながりでよかったところにもふれておきます。あたたかいお風呂、これはとてもよかったです。テルマー湯には、たくさんの種類のあたたかいお風呂があります。露天風呂、寝湯、ジェットバス、シルク湯などなど。サ活の締めにあたたかいお風呂もよいものです。

とくに、高濃度炭酸風呂はよかった。本当に高濃度で、関東最大級とうたわれています。カラダ溶けないのかな…と不安になったりもしますけど、たぶん大丈夫なのでしょう。炭酸風呂といいながら、めっちゃ炭酸弱いところもありますからね。比べると、満足度が高いです。

休憩スペース|外も内も充実のチェア数

テルマー湯のサ活において「一番のポイントは?」と聞かれたら、僕は休憩スペースだと答えます。それくらいよかったです。そもそも、テルマー湯では外気浴と内気浴の両方が楽しめます。これはいい。夏や冬は外気浴よりも内気浴、という人もいるでしょうから。

僕もこの日は、外気浴と内気浴の両方を楽しんでみました。そのうえでよかったのが、チェア(ととのい椅子)の数が充分であったこと。外にも内にもチェアがあって、あわせて20脚くらいはあります。これだけあると、ととのい難民(チェアが空いてない)になることも少なそう。

結局のところ、サ室の広さとチェアの数とのバランスが重要なのです。サ室が広いのに、チェア数が少ないとどうしても難民が発生します。また、外気浴と内気浴のチェアのバランスも重要です。テルマー湯の場合には、ほぼ半々という状況でした。結果として、よいバランスです。

惜しむらくは、いわゆるドラクエ(団体で動く人たち)が発生していて、黙浴の掲示があるにもかかわらず、休憩スペースでも会話をするし、サ室のなかでも会話をするし…施設には非がないといえばないのですが、施設によっては見回りで注意もするところです。テルマー湯はそこまではしていないようだったので、ちょっと残念といえば残念におもいます。

黙浴を掲示するなら徹底する、徹底しないなら黙浴の掲示はしない。そのほうが、僕としてはモヤモヤせずに済みます。これもまた、僕の個人的な感想に過ぎないわけですが。

その他|空いてるコワーキングスペース

さいごに、コワーキングスペースのレポートです。施設内にはたくさんの休憩処があるのですが、パソコンを利用できる場所(タイピングの音がしてもよい場所)は限られています。1つは、男女それぞれのロッカースペース内にあるコワーキングスペースです。

新宿天然温泉 テルマー湯・コワーキングスペース

上の画像でいうと、奥にある「仕切り付きデスク」がおすすめ。3時間近くはここに居ましたが、満席になるタイミングはなく、むしろ空いているという状況でした。場所がら、ここへ来てまで仕事はしないという人が多いのかもしれません。だとすれば穴場です。

また、上記のスペース以外にも、各階(地上4階・地下2階)のエレベーターホールにあるチェアでは、パソコン作業が可能とのこと。気分を変えるために、両スペースを行き来しながら仕事をするのもよいでしょう。

もちろん、リラックスできる休憩処もありますし(やたらたくさんある)、レストランやバーなんかもありますので、仕事に疲れたらのんびりして休むこともできます。よって、コワーキングサウナで長居をするのに適した施設だといってよいでしょう。

まとめ

東京都・新宿区にある「新宿天然温泉 テルマー湯」に行ってきましたのでレポートです。ゴールデン街を横目にコワーキングサウナ、という選択肢。知っていて損はありません。

新宿で行き場に困ったときなどには、「そういえばテルマー湯!」と思い出していただけると、ご紹介をした甲斐があったというものです。ただし、金土日曜日・深夜早朝料金にはご注意を。

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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