モロトメジョーが こだわって愛用する5つのアイテム をご紹介します。在宅ワーカーやフリーランスの方に、「じぶんも使ってみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。
生産性や快適さは環境や道具しだい
在宅で仕事をしていると、日々の環境や道具しだいで生産性や快適さが大きく変わります。実は「ちょっとしたこだわり」が、生活や仕事の質をグッと引き上げてくれるものです。
そこで今回は、僕・モロトメジョーが こだわって愛用する5つのアイテム をご紹介します。在宅ワーカーやフリーランスの方に、「じぶんも使ってみようかな」と思ってもらえたらうれしいです。
どれも一見すると「なくても困らない」ものかもしれません。でも、あえてこだわって選ぶポイントを押さえることで、毎日の仕事が驚くほど快適になります。それではさっそくいってみましょう。
1. スタンディングデスク – 座りっぱなしからの解放
長時間座りっぱなしで作業を続けると、体にも悪いし集中力も切れてきます。
実際、「座り続けること」は健康に良くないという研究結果もあり、1日に13時間以上座る人は11時間以下の人に比べて死亡率が2倍になるとの報告もあるほどです。あわせて、「座りっぱなしは喫煙と同じくらい健康に悪い」なんて話もあるくらいです。これは見過ごせませんよね。
そこで僕は3年前に、思い切ってスタンディングデスクを導入しました。電動昇降式のスタンディングデスク(Flexispot E9)です。これが大正解!座り続けて痛くなりがちだったお尻も、立って作業することで痛みが和らぎましたし、眠気防止にもひと役買っています。
立ったり座ったり姿勢を変えられるだけで、こんなにも集中力が続くとは驚きです。 特に電動式にこだわったのがポイント。ボタンひとつで高さを上下できるので、「面倒だから今日はずっと座ったまま…」となりません。
手動式だとついサボってしまいがちですが、電動なら気軽に立ち作業に移行できます。おかげで仕事中に適度に立つ習慣がつき、血流も良くなって疲れにくくなりました。
いっぽうで、世間ではふつうの机でずっと座りっぱなしという人も多いですよね。僕も昔はそうでした。すると、「スタンディングデスクなんて本当に必要?」と思うかもしれません。しかし実際使ってみると、立てる環境があるだけで体も気分もだいぶ違います。
僕自身、導入前は半信半疑でしたが、今ではスタンディングデスクなしの生活なんて考えられません。
豆知識: スタンディングデスクを使うなら電動式がおすすめ。高さメモリー機能付きなら尚よし!これ、意外とこだわる人少ないですが、使い勝手が段違いです。
2. オールバーズの靴 – 「履いているのを忘れる」スニーカー
在宅仕事だと「靴なんて履かないよ、スリッパで十分」と思われるかもしれません。たしかに自宅作業中は靴いらずですが、僕は外出時の靴選びにもこだわっています。なぜなら、健康のため日常的に歩くことを大事にしているからです。
仕事での移動や、仕事のあいまのリフレッシュでしっかり歩けるように、足に負担の少ない靴を選ぶのは在宅ワーカーにとって見落としがちなポイントでしょう。
僕のお気に入りは Allbirds(オールバーズ) のスニーカーです。とにかく軽くて履き心地が抜群!とくに「ツリー」モデルの軽さたるや、ふつうのスニーカーから履き替えると「え、靴履いてたっけ?」と不安になるほど。履いているのを忘れる感覚とはまさにこのことです。
実際、仕事で外出するときの移動手段としてウォーキングや軽いランニングを取り入れている僕にとって、オールバーズはオン・オフ問わず大活躍しています。
また、オールバーズは素材にもこだわったサステナブル・シューズでもあります。僕がよく履いている「ウールランナー ミズル」というモデルは、撥水性があり雨の日でも安心。災害時に徒歩で帰宅しなきゃ…なんて場合でも、足元を気にせず長距離を歩ける頼もしさがあります。
軽くて通気性がよく疲れにくいので、長時間歩いても足が痛くなりにくいのも嬉しいポイントです。 一般的にはビジネスシーンでスニーカーにそこまでこだわらないかもしれません。でも「歩きやすさ」「疲れにくさ」に注目して靴を選ぶと、移動や外出がぐっとラクになります。
あなたも、足元へのこだわりで日々の健康度が上がるかもしれません。
豆知識: オールバーズは洗濯機で丸洗いOKな点も見逃せません。常に清潔に保てて長持ちするので、結果的にコスパも良いのです。
3. HHKBキーボード – 打鍵の快適さを最優先
パソコン作業で欠かせないのがキーボード。あなたは、ノートPC付属のキーボードや安価なものを何気なく使っていませんか?実は僕、ここにめちゃくちゃこだわりがあります。在宅で毎日文章を書いたり入力作業をしたりする身として、キーボードの良し悪しは生産性に直結するのです。
そこで、僕が愛用しているのは HHKB(Happy Hacking Keyboard) というプロ御用達の高級キーボード。値段は3~4万円と正直お高いのですが、これがもたらす快適さはプライスレスでした。HHKBを使い始めてからというもの、タイピングによる疲労感が激減したんです。
毎日ブログやメルマガの執筆などで少なくとも4000~5000字、多いときには1万字以上タイプしますが、指や手首が痛くなることがほとんどありません。スコスコと軽い打鍵感で、いくら打っても疲れにくいのは本当に助かります。
HHKBの特徴は、静電容量無接点方式というキー構造による滑らかな打鍵と、無駄をそぎ落とした独特の配列です。私は思い切って英語配列・無刻印モデルを選びましたが、ブラインドタッチ派なら問題ありません。
むしろキーに印字がないおかげでタイピングに集中できてお気に入りです。「矢印キーが独立していない」「配列が特殊」などクセもありますが、使っていくうちにすっかり慣れてしまい、今では逆にHHKB以外だと調子が出ないほどです。
世間的には「キーボードなんてどれも同じ」「高級キーボードはオーバースペックでは?」と思われがち。しかし、1日中タイピングする人ほど良いキーボードに投資すべきと僕は実感しています。多少クセが強くても、使い続ければその良さがわかるはずです。事実、僕はHHKBを4年近く使い倒していますが、後悔はミジンコ一匹分もありません。
むしろ、「なぜもっと早く出会わなかったのか…!」と思うほど。快適なキー入力がもたらす生産性向上とストレス軽減は、在宅ワークの質を確実に引き上げてくれます。
豆知識: HHKBは静音タイプ(Type-S) やBluetooth対応のハイブリッドモデルなどバリエーション豊富。自分のスタイルに合わせて選べます。高価ですが耐久性も高く、長い目で見れば十分に元が取れる投資です。
4. ゼログラのメガネ – 掛けているのを忘れる超軽量フレーム
一日中パソコンに向かう在宅ワーカーにとって、メガネは目の一部と言ってもいい存在です。だからこそ、僕はメガネ選びにも妥協しません。重くてズレるメガネは、鼻や耳が痛くなって地味にストレス…そこで出会ったのが、眼鏡市場オリジナルの超軽量メガネ ZEROGRA(ゼログラ) シリーズでした。
僕が使っている「ZEROGRA ZEG-C01」は、その名のとおりまるで無重力のような掛け心地。初めて掛けたとき、「おお、本当に掛けている感じがしない!」と感動します。フレームの重さはわずか4.9gしかなく、1円玉5枚分ほど。通常のメガネ(レンズ込みで約30g前後)と比べると桁違いの軽さです。
しかも、この軽さを実現するために、通常のメガネには必須の蝶番(折りたたみヒンジ)やネジを大胆になくした特殊構造になっているのですね。パーツ点数を徹底的に減らしたミニマルデザインで、壊れやすい箇所も減らしつつ、究極の軽量化を果たしています。
「フレームが超軽い」と聞くと強度が心配になるかもしれませんが、その点も抜かりなし。フレーム素材には柔軟で丈夫なβチタンを採用し、極細のテンプル(ツル)が頭をやさしくホールドします。
ヒンジの代わりにテンプル全体がバネのようにしなる構造で、耐久テストでは3万回の開閉にも耐えるとのこと。軽さだけでなく弾力性と頑丈さも兼ね備えているので、日常使いでヘタる心配も少なく安心です。
世間ではメガネにそこまでこだわらず、「デザインが気に入れば多少重くてもいいや」と妥協している人も多いでしょう。僕も以前はオシャレ優先で重ためのフレームをかけていましたが、長時間のPC作業ではその差が歴然です。
重たいメガネは知らず知らず集中力を削ぎますし、外してマッサージ…なんて手間もバカになりません。その点、このゼログラは掛けているストレスの無さが群を抜いています。メガネをかけていること自体を忘れるほど快適だと、作業への没頭感もまるで違います。
在宅仕事において「目の疲れ対策」は重要課題ですが、ディスプレイ用メガネなどレンズ面ばかり気にしてフレームの快適性を見落としていませんか?フレームの軽さにこだわることで、長時間の作業でもストレスフリーに過ごせます。
豆知識: ZEROGRAのような軽量メガネ以外にも、鼻パッドのないメガネや柔軟素材フレームなど、快適性重視のメガネはいろいろあります。メガネユーザーの在宅ワーカーは「軽さ」「フィット感」もぜひ重視してみましょう。目だけでなく、耳や鼻の負担軽減も生産性アップにつながります。
5. ウルトラワイドモニター – 画面の広さは生産性
ノートPCの画面やふつうの外部モニター1台で作業していて、「もう少し画面が広ければなぁ…」と思ったことはありませんか?僕は思い切ってウルトラワイドモニターを導入して、その効果に驚いた一人です。
使っているのは35インチの曲面ウルトラワイドモニター(LG製 35WN75C-B)ですが、最初に箱から出したときは「デカっ!こんな大きなモニター、本当にいるのか?」と半信半疑でした。 しかし今では、ウルトラワイドモニターなしでは仕事にならないほど惚れ込んでいます。横に長い画面のおかげで、複数のウィンドウを並べて同時に表示できるのですね。
たとえば、片側に資料やブラウザを開きつつ、もう片側で文章作成…なんてことも余裕です。画面切り替えやウィンドウの行き来に費やしていた時間が激減し、作業効率が爆上がりしました。実際ある研究では、ワイドスクリーンモニターの使用で生産性が50%以上向上したというデータもあるほどです。大げさでなく、画面の広さは正義ですね。
僕の使っているモデルは曲面(カーブ)ディスプレイなのもポイントです。横に広いぶん左右端まで視線を動かすのが大変かな?と思いきや、カーブしているおかげで端までスムーズに視界に入り、首を大きく振らずに全体を見渡せます。
初めて曲面を見たときは「画面が曲がってるなんて見づらいのでは?」と疑問でしたが、杞憂でした。自然な没入感があって作業に集中しやすいのです。 一般には「モニターなんて普通サイズで十分」「デカすぎると逆に疲れそう」と思われがちです。
たしかに、ウルトラワイドは設置スペースも取りますし価格もそれなり。しかし、画面の広さがもたらす効率アップは一度経験すると手放せません。僕自身、一度ウルトラワイドに慣れてしまったせいで、出先でノートPC単体の画面で作業すると「狭っ!」とストレスを感じるほどです。
在宅で長時間作業するなら、大きな画面にこだわる価値は大いにあります。 加えて、僕はあとからモニターアームも導入して快適度をさらに高めました。画面の高さや角度を自由に調整できるので、姿勢に合わせて最適なポジションにセットできます。
おかげで首や肩が凝りにくくなりました。ウルトラワイドモニター+モニターアームの組み合わせ、最強です。
豆知識: ウルトラワイドがスペース的に難しい人はデュアルモニターも手です。画面を増やすことで情報の一覧性が高まり、作業効率が上がる効果は共通しています。「画面が広いとこんなに違うのか!」という体験、ぜひ味わってみてください。
まとめ:小さなこだわりが積み重ねる大きな効果
スタンディングデスク、快適な靴、高性能キーボード、超軽量メガネ、ウルトラワイドモニター。どれも「なくても困らない」けれど、「あると毎日がぐっと快適になる」アイテムたち。
在宅ワーカーやフリーランスは、じぶんの作業環境を自由に整えられるのが強みです。その自由を活かして、ちょっとだけ道具にこだわってみる。それだけで、仕事も生活もぐんと質が上がります。
ぜひ、あなたも「じぶんだったら何にこだわると快適かな?」と考えて、ひとつでも取り入れてみましょう。