サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋|昭和が漂う大阪のレジェンド

サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋|昭和が漂う大阪のレジェンド

大阪府・大阪市にある「サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋」に行ってきましたのでレポートです。宿泊もできますが日帰りでも楽しめます。昭和が漂う大阪のレジェンド、いちどは行くべし。

目次

昭和が漂う大阪のレジェンド

3日にいちどのペースで通うくらいにはサウナ好きの僕です。先日、大阪出張の折に、大阪府・大阪市にある「サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋」を初訪問したのでレポートします。

まずは、この外観。令和の時代に昭和が漂いまくっており、テンション爆上がりでしょう。

場所は、梅田駅から徒歩10分弱。といっても、横浜在住の僕には大阪の土地勘がほとんどなく。Googleマップを頼りにするも、帰りは迷いに迷いました…という話はさておき。

大東洋は、カプセルホテルなので宿泊もできますが、日帰りでも楽しめます。結論としては、できれば宿泊でゆっくりと、日帰りでもたっぷり時間をとって訪れるのがおすすめです。

それくらいには楽しめる「ボリューム」がありますね。サウナやお風呂はもちろん、食事処や休憩処も魅力が詰まっているのです。そのうえで、全体に漂う昭和が唯一無二であり、「大阪のサウナといえば大東洋」といわれる所以なのでしょう。

などと知ったふうなハナシはそれくらいにして。大東洋の日帰り利用は、平日2,500円です。1時間で1,600円のコースもありますが、大東洋を楽しむのに1時間はちと短すぎるとおもいます。なので、2,500円を選んでよかったです。

しかしながら、帰りの電車の時間もありまして、滞在はおよそ1時間半。もっとゆっくりしたかった…というのが正直な感想です。以上をふまえて、大東洋のサウナについて、詳しいレポートをはじめていきましょう。

サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋のレポート

サ室(サウナ室)、水風呂、休憩スペースそれぞれについて、サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋のようすをレポートします。サウナ・浴室スペースは広く、サウナは3室、水風呂は4つ、休憩は外気浴も内気浴もありと大充実です。

画像付きでご紹介できればよいのですが、サウナ・浴室で僕が勝手に撮影をはじめれば警察沙汰になりますから、画像はサウナ&スパ カプセルホテル 大東洋のWEBサイトにてご覧ください。というわけで、ほぼ文字情報でのレポートになりますが、うまく伝えられるようにがんばってお話をしていきます。

サ室|独特の香りがクセになりそうな

まずはサ室(サウナ室)から。ぜんぶで3室ですが、1つはいわゆるテルマーレ。申し訳ないのですが、スチームサウナにはいまだ興味が持てずにいます。なので、レポートは他の2室です。ロッキーサウナとフィンランドサウナがあります。

では、ロッキーサウナから。室温計は100℃くらいで高温の設定です。全3段、15人くらいはラクに座れる広さがあります。暗めの室内でフンイキはよいのですが、個人的にはテレビが騒がしかったのは残念ポイント。まぁ、ここは個人の好みの問題です。

テレビはさておき、サ室のコンディションはよいので、汗はしっかりとかくことができますね。オートロウリュがあるっぽく(暗くてよく見えなかった)、湿度もあるので高温でも居心地がよいです。また、曜日や時間帯によっては、アウフグースイベントもやっているらしいのですが、僕が滞在していたタイミングでは開催されず…

それよりなにより、ロッキーサウナ内の「独特の香り」が気になりました。この日が特別なのか、いつもそうなのかはわかりませんが、かなり独特。正直、あまり得意な香りではなかったです。ちなみに、サウナ・お風呂エリア全体にもまた別の独特の香りがあります。なんだろう?

これに対して、もういっぽうのフィンランドサウナは、僕の好みにバッチリでした。全3段で、やはり15人くらいは入れる広さがあります。室温計は80℃くらい、セルフロウリュ方式です。なんといっても、テレビがないのがいいじゃないですか。

2セットのうち1セットは、貸し切りになるタイミングがあって、心置きなくセルフロウリュできました。もう1セットは、僕のほかに3人ほど。誰もセルフロウリュをする気配がないので、不肖私めが申し出ました(声がけがルールになっています)。コミュ障なところがある僕ですが、なぜかセルフロウリュには躊躇がない。サウナすげー、っておもいます。

個人的には、フィンランドサウナが圧倒的におすすめ。これが結論。

水風呂|壺かつグルシンはズルいって

壺(1人用)の水風呂が2つ、浴槽の水風呂が2つあります。壺のほうは、ひとつがグルシン(水温10℃未満)の設定であり、もうひとつが14℃くらい。壺でグルシンはズルいとおもう。水風呂好きにはたまりません。思う存分に堪能しようじゃないか。ざぶーん。

ところが、あっという間に上がります。グルシンともなると、冷たいよりも痛いのです。がんばっても数十秒がいいところでしょう。なので、おとなりの水温2ケタ水風呂へ移動。おー、天国…というわけで冷冷交代浴が楽しめます。

浴槽の水風呂2つは、それぞれ3人くらいがゆったり入れる広さです。片方が18℃くらい、もう片方が22℃くらい。どちらもマイルドめの水温設定ですが、こちらでも冷冷交代浴が楽しめます。浴槽のほうはレトロな感じで、より昭和です。

なんにせよ、水風呂のレパートリー豊富なのはいいですね。ちなみに、ペンギンルームなる冷凍部屋もあります。室温0℃でヒエヒエ。とはいえ、水風呂よりはマイルドなので、水風呂苦手な人でもととのいやすい環境が用意されています。

休憩スペース|外気浴も内気浴もいい

外気浴と内気浴、両方のスペースがあります。ただ、ちょっとチェアは少なめですかね。混雑したときには、チェア難民が出そうな気がしますがどうなのでしょう?

外気浴のほうは、露天風呂スペースにあります。インフィニティ的なチェアがあって、とてもよい。ときおりミストが噴射されるらしく、お風呂の湯気とあいまって周囲がモクモクになります(笑)なお、急に石像なんかが配されていて、ゴージャスぶりにも昭和を感じられるでしょう。

内気浴は、チェアの前にテレビが設置されていて、そのあたりも昭和っぽい。令和のいま、そんなにテレビを見たい人はいないのよ…というのは、僕個人の感想です。もちろん、テレビを見たい人もいるのであって、そういった人にはありがたい環境でしょう。

ベッドタイプのチェアがあるのは嬉しいポイント。横になって目を閉じれば、テレビを見ずとも休めます。ロッキーサウナ内ほどの音量ではないため、そこも許容範囲です。

そんなこんなで、個人的には外気浴スペースがおすすめ。ややもすると、外気浴スペースに気づかずじまい…ということもありそうなのでご注意を。

その他|大東洋グルメを堪能するが吉

大東洋はサウナだけではなく、お風呂も充実です。内湯も露天も、いろいろな種類のお風呂があります。美泡風呂やジェットバス、薬湯や寝湯、打たせ湯なんかも。僕は、お風呂はササッとタイプなのですが、サウナ上がりの締めとして楽しませていただきました。

洗い場はシャワーヘッドがRefaだったり、アメニティも十分ですし、スパ施設としての不足もありません。1日いられて2,500円はけして高くはないでしょう。

サウナ・お風呂後は、食事処や休憩処もお楽しみです。あとから知ったのですが、ちゃんぽんは名物らしいです。大阪名物の肉吸いなんかもあって、お酒を一杯やりながらなど最高じゃないでしょうか。

この日は、昼食を食べたばかりでお腹いっぱいだったのと、横浜までの帰路があるため飲酒も控えて、サウナー大好き「アクリ(アクエリアス+リアルゴールド)」をいただきました。大ジョッキで490円、乾いたカラダに染み渡る至福の一杯です。

人が多くいらっしゃったので撮影は控えましたが、食事処や休憩処のフンイキもまた昭和。壁の色合いやフンイキ、じゅうたんの肌触りなど。昭和が残っています。行けばわかるさ。

なお、大東洋内では、紙パンツ1枚で歩く男たちの姿を見られます。更衣室フロアとサウナ・浴室フロアが分かれているため、そのあいだの移動は紙パンツとなっているからですね。そのあたりもなんだかレトロさがあり、昭和を感じられるポイントでした。

まとめ

大阪府・大阪市にある「サウナ&スパ カプセルホテル 大東洋」に行ってきましたのでレポートです。宿泊もできますが日帰りでも楽しめます。昭和が漂う大阪のレジェンド、いちどは行くべし。

日帰りで行く場合でも、ぜひ時間に余裕があるときにしましょう。短い滞在時間だと、大東洋を満喫することはできそうもないので。

この記事を書いた人

1975年生まれ、横浜在住。税理士、発信者、習慣家。2016年に独立以来、きょうまでブログは毎日更新中。近年は、銀行融資支援を得意な仕事にしている。借りれるうちに借りれるだけ借りよ、が口グセ
現在は1日1万歩以上、ひと月150kmほど走る。趣味は、コーヒーとサウナ、読書、散歩、アニメ。スタバでMacがマジカッコいい!と思い続けてる
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